バンガロールの期待と現実

こんにちは!

EXPAT LAB. の佐々木です。

私は2024年5月より、
インドのバンガロールに駐在しています。

「インドのシリコンバレー」

と呼ばれるバンガロール。

ここに来る前は、
未来都市を想像してました。

高層ビルが並んで、最新のテクノロジーが溢れて、グローバルIT企業の外国人がたくさん闊歩していて、すごいビジネスチャンスがゴロゴロしてるって。。

でも実際に来てみると、
思ってたのとはちょっと違う。

でも、それがまた面白いんです。

今回は、バンガロールに来る前の期待と、
実際に来て感じた現実をシェアします。

期待①:テクノロジーの中心地

バンガロールって、IT企業やスタートアップがいっぱい集まってる場所ってイメージでした。

GoogleとかMicrosoftとかのオフィスもあって、毎日最新の技術が生まれてるんだろうな〜って。

未来的なガジェットやアプリに囲まれて生活できるんじゃないかって、思ってました。

現実①:伝統と現代の融合

実際に来てみたら・・・


確かにIT企業のビルは多いですが、その周りには古いお寺や昔ながらの商店、犬や牛がうろうろしていてビックリ!

最新技術と昔ながらのインド文化が
一緒に混在してるんです。

サリーを着た女性がスマホを普通に使ってる光景や、右手を使いながら楽しそうに屋台でご飯を食べるおじさんたちなど、すごく新鮮で面白いです。

期待②:完璧なインフラ

大都市だから、交通機関とかもしっかりしてるんだろうなって思ってました。

日本みたいに電車やバスが時間通りに来て、スムーズに移動できるんじゃないかって。


現実②:カオスな交通事情

でも、実際は全然違いました。


バンガロールの交通は、
「カオス」そのもの。

車線や信号がほとんどないんです。

ラッシュアワーには道路が車でいっぱいになって、クラクションの音がずっと鳴り響いてます。

そして、オートリキシャやバイクが好き勝手に走っていたり。

逆走している車を見ると圧倒されますが、慣れてくると独特のリズムがあって、それもまた面白いです。

ちなみに私がこちらに来て2ヶ月で、すでに3回ほど私が乗る車とバイクがコツンと当たる事故が起こっています。

事故自体は怖いのですが、当事者同士が30秒くらい口論して警察を呼ぶこともなく示談(?)している光景も面白いです。

期待③:現代的なライフスタイル

バンガロールには外国人も多いし、カフェやレストラン、ショッピングモールとかも充実してるんだろうなと期待してました。


現実③:多様な文化体験

確かに、バンガロールには国際的なお店やモールもあるのですが、、、

それ以上に魅力的なのは、
多様な文化が混ざり合ってること。

モチベーション次第では、インド人の家に行って南インドの伝統料理を食べたり、カンナダ語の映画を観たり、地元のフェスティバルに参加したりして、異文化をたくさん体験できるんです。

言葉も文化も異なるインド人の中に入っていくのは大変刺激的です。

現代的なライフスタイルだけじゃなく、深い文化体験ができることに、すごく魅力を感じています。


まとめ

このように、海外で生活すると、日本とは異なることがたくさんあります。

もちろん、楽しいことだけではないです。

私もバンガロールに来る前に思い描いていた期待は、実際に来てみると見事に裏切られました。

でも、それは苦しいことだけじゃなくて(もちろん苦しいこともありますが汗)、この街の本当の魅力を知るきっかけになりました。

テクノロジーと伝統、カオスと秩序、現代と歴史が共存するバンガロール。


ここには、予想を超える驚きと発見がいっぱいあります。

私たち日本人の幸せの物差しと、確実に異なる物差しを持つインド人。

そのギャップの理解に思いを馳せながら、インドのシリコンバレーと呼ばれるこの街をもっと楽しみたいです。

あなたも「郷にいれば郷に従え」精神で海外生活を楽しんでもらえたら幸いです。

そのための基盤作りとして、少しでもEXPAT LAB. があなたのお役に立てるなら嬉しいです。

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