前回は海外駐在で身に着くスキルと
市場価値についてお話しました。
まだ読んでいない方は
是非チェックしてみてください。
今回は海外駐在から
帰任後のキャリアについて
お話したいと思います。
苦しかった、楽しかった
海外駐在がようやく終わり、
安堵の気持ちで本社に帰任すると、
「あれ、つまんないな・・・」と
思う方が多いようです。
ひょっとしたら、あなたにも
お心当たりがあるのでは?
会社毎に多少の違いは
あると思いますが、
日本本社は良くも悪くも
組織化が進んでいます。
ひとりひとりの役割が明確なため、
海外駐在時よりも責任範囲が
狭くなる可能性が高いでしょう。
そして、同じような毎日が
繰り返されていく。
前回のメルマガにも書いた通り、
あなたは海外駐在を通じて
確実にビジネスパーソンとしても
人としても成長しています。
そして、あなたは異文化に
囲まれながら刺激的な
毎日を送っていました。
そんなあなたにとって本社業務が
つまらないと思うことは
仕方のないことかもしれません。
実は私も6年間の中国駐在を
終えて帰任した際に
同じことを思いました。
そこからのキャリアの考え方は
2つあると思います。
1つ目は、本社で数年間頑張り
また海外駐在を目指す。
2つ目は、職を変えて
新しいチャレンジの中で
海外駐在を目指す。
どちらが良い悪いはありません。
あなたが自分の気持ちに
正直になればおのずと
選択は見えてくるはずです。
そしてその選択を正しかったと
思える道にすることは
あなたしかできません。
日本本社の中で新しい楽しみを
見つけることも立派な選択です。
しかし、私はどうしても
新しい環境で新しい挑戦が
したい気持ちが抑えられず
転職という選択をしました。
そのまま本社にいた場合、
また海外駐在の順番待ちに並び
次にいつ行けたかわかりません。
そして、やがて本社の空気にも慣れ
本社に心地よさを感じ、また海外に
出たいという気持ちがなくなって
いたかもしれません。
私は転職を選択し、
いまインドに駐在し、
(インド希望は出していません…)
また苦しくも楽しく刺激的な
毎日の中で成長を感じています。
(M気質なのかもしれません。汗)
そして、あとから振り返ったときに
この選択は正しい道だったと思えるよう
毎日必死に過ごしています。
私は運よく比較的すぐに海外に
行くことができましたが、
職を変えてもすぐに海外駐在
できるわけではありません。
しかし海外駐在という挑戦を終えた
私にとって、同じ会社の本社で過ごす
日々はどうしても刺激が足りませんでした。
それを解消するために
人も商材も全てが異なる
別の会社という新しい環境に
飛び込みました。
自分のことをなにも知らない人の中で
自分のバリューを0から見せていく作業は
慣れ親しんだ環境と同じ価値観の物差しで
仕事をするよりも格段に工夫と知恵が
求められます。
結果、日本で過ごした数年も
本当に成長を感じました。
そして新しいチャレンジの中で
インドという大国にたどり着きました。
こんな私は挑戦中毒者なのかも?笑
今日は海外駐在後のキャリアについて、
2つの選択についてお話しました。
次回は私の体験談も交えた
海外駐在後の転職活動について
お話したいと思います。
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