海外駐在あるある「英語ツライっす」

こんにちは!

EXPAT LAB. の佐々木です。

今回は、海外生活で必須の「外国語」についてお伝えします。

僕はこれまでに中国に7年半、そして現在はインドで駐在生活を送っています。

その中で、“英語”と“中国語”はやはり避けては通れませんでした。

・言語はコミュニケーションのツールであり、仕事の目的ではない
・言語ができると仕事ができるは違う


そんなことをよく耳にします。

確かにそれ自体は否定しませんが、僕がこれまでの海外駐在生活で感じたのは

「言語力がないとツライっす」です。

僕の場合、中国語は7年半の中国駐在生活中、現地学校に通わせてもらっていたこともあり、業務上支障のないレベルになりました。

その結果、現地法人のメンバーとも腹を割った会話が直接できるようになり、公私共に最高の思い出が沢山できました。

もしコミュニケーションに通訳を交えていたら、この関係は作れなかったと思います。

しかし、そんな僕も今まさに英語で苦労しています。

来印前も仕事で英語は使っていたので、

インドに来て少し慣れれば、大丈夫だろう

中国での成功体験もあり、そのように軽い気持ちで考えていました。

ところが、インド人の英語は早い。

インド到着初日のホテルのチェックインで、ホテルのスタッフが何を言っているか全くわからず、一気に打ちひしがれました。

そして仕事が始まってからも
毎日壁にぶち当たっています。

もう一度言います。

インド人の英語は、とにかく早い。

そのスピードで英語を畳み掛けられると、こちらも言葉が出てこなくなる。

何言ってるか考えているうちに、メールだったらスラスラ出てくる単語が出てこない…。

その結果、

「え、こいつ偉そうに駐在で来たのに
全く全く使えないじゃん」

「プレゼンはできるけど
Q&Aにめっぽう弱いダメダメ駐在員」

と思われる負のループに陥ります(汗)。

僕は、何度でも言います。

やはり言語力は、ツールに留まりません。
言語力がないと、信頼を勝ち取れません。

しかし困ったことに、言語力は劇的に一気に変わることはありません。

まさに、「日々の積み重ね」です。

僕が最近工夫していることは、

・何かを依頼するときはまずメールで要点を書いてから口頭でフォローする
  
(その結果)
    一回メールで内容を書いているので、
  お願いしたいことが口から
  スラスラ出てきます


・焦ってバタバタ意味不明な英語を口に出さず、ゆっくりでも良いので丁寧に話す
  
(その結果)
  向こうも少しこちらのスピードに
  合わせてくれることがあります(笑)

・相手の言っていることがわからなくても都度止めることはせず、話の流れから推測し、「自分の言いたいこと」を言う
 
 (その結果)
      そこで話が進めば自分の推測が
    正しかったことがわかり、

  話も進めたい方向に進んでいく

毎日試行錯誤している中で、言葉を「良い意味のツール」として使えるようになってきた実感があります。

そしてその改善、進歩、努力している姿を現地スタッフに認めてもらうことで、「信頼」を勝ち得ていくことができるのではないでしょうか?

今日は、海外駐在員の必須要素である言語について書いてみました。

あなたも英語や外国語を仕事で使う中で、何か工夫していることなどがあれば、是非コメントで教えてください!

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