②医療
日系のRaffles Japanese ClinicかJapan Green Clinicを使用しておりました。
ローカルに比べて断然高いですが(風邪の診察で150SGD程度)、駐在員の場合は会社の保険でカバーされることも多いです。
現地採用になってからは自身で保険に加入しました。ローカルの保険会社(Great Eastern等)、日系の保険会社(MSIG)、International(Signa、Liberty等)、色々選択肢があります。
年間のイベント:
旧正月(1-2月):シンガポール全土で旧正月を祝います。この時期になると会社でローヘイ(シンガポール発祥の旧正月のお祝い)をしたり、Chinatown周辺では旧正月の装飾で賑わったりと、1カ月ほどお祝いムードを楽しめます。
National Day(8月9日):独立記念日を祝う式典。街中でのパレード、航空ショー、Marinaでの花火は圧巻です。1カ月ほど前から本番さながらのリハーサルが始まり、シンガポール全土がお祝いムードに包まれます。街中にはシンガポール国旗が至る所に掲揚されます。個人的に一番好きなイベントです。
F1(9月):公道を使ったナイトレース。チケットがなくても、コース外から観戦できる場所があるため、F1ファンでなくてもレースの興奮を味わうことができます。街全体が活気づき、多くの関連イベントも開催されます。
レビュー(星の数は主観です)
11
アジア随一の駐在地
在住形態:企業駐在員→現地採用
在住状況:現在在住
滞在期間:2017年〜
家族構成:夫婦+犬1匹
①住居
エリア:Somerset4年、Marina2年、現在はBugis周辺在住。
住居:コンドミニアム
不動産屋:Agent経由で契約。駐在員時代は会社提携のAgentを使用しておりました。現在は現地採用なので知り合いのAgentを紹介してもらいました(Agent Fee無料(オーナー側から回収)のAgent)。
家賃:駐在員が住んでいるエリア(中心部から15-20分程度)の2-3ベッドルームで6,000-8,000SGD/月程度。少し離れた場所&古めの物件であればもう少し安い物件もある。
物件の探し方:以下の順で探しました。
①エリアを選定:私の場合は「犬」(近くに散歩ができる公園等があるか、週末に犬と行けるカフェがあるか等)、「利便性」(会社までの距離、最寄り駅までの距離、スーパー、食事環境等)という観点でエリアを選定しました。私が住んだ3つのエリアを簡単に紹介します。
Somerset:駅前にはFairprice Finest、Donkiがあり非常に便利。ただしOrchard周辺は観光客で非常に混雑しており、4年住んだ後はもう少し落ち着いた所に住みたいと思い引っ越しました。
Marina: Marina周辺は静かで遊歩道もあり、朝晩の犬の散歩やランニング環境は最高でした。オフィス街のため週末は非常に静かでレストランも少ないですが、徒歩圏内にTanjong Pagarやラオパサ(フードコート)等があるので特段不便さは感じませんでした。近隣のスーパーは品揃えが悪かったため、週末に別の駅まで足を延ばして買い出しに行ってました。
Bugis周辺:Bugisから少し離れたところにあるコンドミニアム。中心部までのアクセスもいい一方(バス・電車で数駅程度)、川沿いなので朝晩の犬の散歩、ランニング等の環境は良く、また静かな環境という点が気に入っております。
②物件をリストアップ:Agentに条件を伝えて探してもらうか、Property Guruというサイトから自分で探す。同じコンドでも部屋によって内装や条件も異なるため、気に入ったコンドが見つかったら色々な部屋を見せてもらいました。なおバスタブはない物件も多く、バスタブ必須ならこの時点で候補がぐんと減ります。
③内覧:リストアップした物件を片っ端から内覧。内装やビュー等気になる点を確認。近隣の工事の状況(近くで工事現場がある場合の騒音、近い将来始まる工事はあるか等)にも注意しました。日曜日は工事が休みなので、内覧に行く場合は注意が必要です。
④交渉:家賃、条件(家具の交換、入居時期等)は交渉可能です。家賃は提示された価格から1,000SGD程度値下げされるケースもあります。家賃の値下げ以外にも家電や家具を交換してもらうこともできますので、粘り強く交渉することをお勧めします。
⑤入居:入居後1カ月間、必要な箇所はオーナー持ちで修繕可能です。新しい物件でも家の作りが雑なケースも多いので、家の中をくまなくチェックします(ドアの立て付け、壁の汚れ、家電等)。なお原状復帰が基本なので、退去時にトラブルにならない様、入居時の状況を写真に残しておくといいと思います。
②医療
日系のRaffles Japanese ClinicかJapan Green Clinicを使用しておりました。
ローカルに比べて断然高いですが(風邪の診察で150SGD程度)、駐在員の場合は会社の保険でカバーされることも多いです。
現地採用になってからは自身で保険に加入しました。ローカルの保険会社(Great Eastern等)、日系の保険会社(MSIG)、International(Signa、Liberty等)、色々選択肢があります。
③食事
スーパー:Donki、Fairprice Finest、Sheng Siongを利用。当然ですが日本のスーパーと比べると品揃え、クオリティでは劣っており、値段も高いのが正直なところです。1つのスーパーでは揃わないことも多いので、ローカルスーパーで野菜(ネギ、にら、パクチー、もやし、きゅうり、にんじん、玉ねぎ、しめじ、パプリカ等)、鶏肉、魚、豆腐、Donkiで豚肉牛肉、調味料、納豆、米、油揚げ、卵、お値ごろの野菜、たまにお刺身、という感じで調達してます。魚はローカルの魚でも美味しいのもあるのですが、日本のものと比べる新鮮さは落ちます(お刺身では食べられません)。
(日系)
Donki:ローカルスーパーでは手に入りずらい豚肉・牛肉の薄切り・挽肉、調味料、日本産の野菜、納豆、米、油揚げ、卵、お刺身等を購入しております。他の日系スーパーよりもお手頃で、かなり重宝しております。
Meidiya/Isetan:Donkiで手に入らないものを探しにいきます。値段はDonkiよりも若干高めです。
(ローカル)なお、同じスーパーでも店舗によって品揃えにかなり幅があります。
Fairprice Finest:マレーシア・タイ・オーストラリア産の野菜、お肉、魚バランス良くおいている。値段も高くない。
Sheng Siong:野菜、肉、魚の産地、値段、品揃えのバランスがかなりいい。中心地に店舗が少ないのが難点。
Fairprice:Fairprice Finestよりは質は下がるが、普段使いであれば問題なし。
Cold Storage:Fairpriceより若干高級なローカルスーパー
Giant:価格はお手頃だが品揃えはFairprice等の方が良い
ローカルのWet Market:チョンバル等ローカルの市場。野菜や海鮮(エビ、アサリ、サーモン等)等をたまに買いに行く。
食事環境全般:ローカルフード(シンガポール料理、中華、マレー料理、インド料理)はいたるところにホーカーセンター(食堂)やフードコートがあり、選択肢が多く値段もお手頃。和食、洋食(イタリアン、フレンチ)も選択肢は多いですが日本と比べると2-5倍くらいします。特にお酒は高く、日本酒、焼酎、ワインはレストランで頼むと1本100SGDが相場です。
④余暇
週末の過ごし方:ゴルフ、料理、買い物(スーパー)、Netflix、お出かけ(愛犬と近くの公園に出かける)、友人とホームパーティー等。
シンガポール自体は国土も狭く、正直アクティビティも少ないですが、愛犬と行ったことのない公園に行ったり(公園は多いです)、料理を楽しんだり、友人とホームパーティーをしたりと、何かしらの趣味にいそしんでおります。緑豊かな自然が多く、街中でカワウソやオオトカゲなど、日本では見られない動物に出会えることも魅力の一つです。
ゴルフ場は少なく値段も高いので、マレーシアのJohor Bahruに行くことも多いです。
年間のイベント:
旧正月(1-2月):シンガポール全土で旧正月を祝います。この時期になると会社でローヘイ(シンガポール発祥の旧正月のお祝い)をしたり、Chinatown周辺では旧正月の装飾で賑わったりと、1カ月ほどお祝いムードを楽しめます。
National Day(8月9日):独立記念日を祝う式典。街中でのパレード、航空ショー、Marinaでの花火は圧巻です。1カ月ほど前から本番さながらのリハーサルが始まり、シンガポール全土がお祝いムードに包まれます。街中にはシンガポール国旗が至る所に掲揚されます。個人的に一番好きなイベントです。
F1(9月):公道を使ったナイトレース。チケットがなくても、コース外から観戦できる場所があるため、F1ファンでなくてもレースの興奮を味わうことができます。街全体が活気づき、多くの関連イベントも開催されます。
休暇:日本への一時帰国が年1-2回と、東南アジア(台湾、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア)への数日間の旅行。東南アジアは2‐3時間のフライトなので気軽に行けます。
⑤生活全般
物価:基本高いです。家賃、生活費、交際費全て合わせると日本の2-3倍程度のイメージです。
言語環境:英語、中国語、マレー語。色んな人種(英語がNativeでない人)がいるためか、片言の英語でも問題なく生活できます。ローカルの人は文法も気にしていないので、個人的には英国、米国より英語のストレスは少ないと思います。
移動手段:電車、バスの公共機関は本数も多く、シンガポールの中心部であればどこにでも行けます。通勤ラッシュ等もほぼないため、公共機関でストレスを感じたことはほぼないです。Grab、Gojek等の配車サービスも充実しております。空港までも中心地から20-30分程度と非常に便利です。
治安状況:日本より安全だと思います。危険を感じたことは一度もないです。
家族帯同環境:治安、教育、医療環境が良いため、家族帯同でも全く問題ない。
現地の国民性:
平等―多くの民族で構成されているためか、外見や人種に関することで差別や偏見を感じたことは一切ないです。
温厚―温厚な人が多いと思います(怒っているような口調で話している人が多いですが、多くのケースで怒っていないです笑)
正直―忖度等はなし。言いたいことはストレートに言う国民性。
勤勉―勉強家が多いです。仕事もまじめにやります。
その他:行政等も合理的で効率的に運営されていると感じます。国民・外国人全員に身分証番号(日本でいうマイナンバー)が発行されており、これ一つで身分証明、行政手続き、納税、銀行取引、選挙投票等、ほぼ全てのことが完結します。デジタル化も進んでおり、煩わしい文書での手続き等のストレスはほぼ感じません。
⑥インターネット通信
スマホキャリア:SingtelかStarhubが主流。月々30ドル程度。
自宅インターネット状況:30ドル程度
動画サービス:Netflix、Tverを見るためにVPN(Nord VPN)を契約しています。
⑦総評
シンガポールは物価こそ高いものの、食事の選択肢、利便性や安全性、多言語対応の生活環境、合理的な行政など、多くの面で快適な生活を送ることができます。特に家族での移住にも適しており、多様な文化を尊重しながら平和に暮らせる国です。世界的に見てもかなり住みやすい都市だと思います。
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駐在にはもってこいの非常に安心安全な場所
企業駐在員として妻と二人で駐在
滞在期間:2013年8月~2020年2月
①住居
Balmoral Roadに2年、Robertson Quayに4年半居住。
どちらも企業駐在員が住むようなコンド型式の物件。
会社契約の不動産業者と物件を内覧し、オーナー保有の家具家電付きで契約。
退去時に傷や汚れなどの確認が行われるので、床や壁、カーテンなども含め入居時に気付いたものは全て写真にとって不動産業者と共有しておく。
②医療
日系クリニックや現地総合病院、専門医院共に充実している印象。
会社契約の医療コーディネーターサービス経由で受診。
日本に帰国せずシンガポールにて出産するケースも多数耳にした。
③食事
日系スーパーも充実しているので食材購入にはほとんど困らない。
日本食レストランも非常に多い。世界各国のレストランがある。
生ものも含めて衛生面も気にならない。
④余暇
国土が狭く、また国の歴史も浅いので、旅行は全て海外旅行にならざるを得なくなる。
駐在員は週末は車でマレーシアまでゴルフに行く例が多い。
国内に整備状況が良く緑が多い国立公園が多数あるので、森林の中を歩いて心身ともにリフレッシュするのもあり。
⑤生活全般
ほとんどの場所で英語が使えるので、おそらくほぼ困ることはない。
地下鉄やバスも非常に便利で、タクシーや配車サービスも同様に非常に便利。
治安状況も非常に良く、個人的な印象では日本より安全だと感じる。
国民性も優しく、明るい。おそらく生活に困ることは無い。
強いてネガティブな要素を探すと、四季が無いので季節感が無い、歴史が浅いので街に風情はあまりない、料理の味付けが強く濃い。
また、各国から駐在員が集まるので、趣味を通して様々な国の友人をつくることも可能。
⑥インターネット通信
ネット接続の安定性や内容閲覧等に特段の問題無し。
日本のテレビ放送をネット経由で見ることもできる。
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家族連れも安心、住みやすい国
在住形態:
企業駐在員/帯同家族
在住状況:
過去に在住
滞在期間:
2017年〜2019年
①住居
オーチャードエリアとノベナエリアに住んだ事があります。共にスーパーや飲食店も多く、また地下鉄の駅も近かったため便利な場所でした。コンドにはプールやジムがついている物件が多く、子供と良くプールで遊んでいました。子供の学校の関係でノベナエリアに引っ越しましたが、個人的にはオーチャードエリアが何かと便利でした。自然やザワザワしていない場所を好む方には合わないかと。
②医療
日本語も通じる病院も多い為、医療に関しては安心できるかと思います。またシンガポールでの出産も経験していますが、担当頂いた先生も大変親切かつ患者に寄り添っていただけた事もあり、奥さんも安心して出産に望めました。アフターケアもシンガポールには色々とあり、出産後の身体のケア含めて、充実しているようでした。
尚、出産した病院はOrchard RdのMotoko Clinic というところです。
③食事
日本食のスーパーもありますが、ローカルスーパーよりは価格が高いです。但し、日本の食材を購入できるにはやはり便利かつ有り難いと思います。シンガポールでは様々な国のレストランがありますし、シンガポールのローカルフードも美味しいので、食事に関しては特に困らないと思います。日本のレストランも多く、進出していますので、日本食好みの方にも安心だと思います。
④余暇
趣味によると思いますが、スポーツについては日本人やそれ以外のコミュニティもあります。あとは、シンガポール周辺にはリゾート地や世界遺産、アジアの観光地にも行きやすい位置にありますので旅行好きには良いかと思います。
⑤生活全般
物価は決して安くはないと思いますが、治安も良く、上記のような環境であることから、生活するには良い国と思います。
楽しいシンガポールライフをお過ごし下さい!
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英語に不安があっても大丈夫!
在住形態:
駐在員の帯同家族(夫婦+未就学児1人)
在住状況:
過去に滞在
滞在期間:
2020年〜2023年
①住居
リバーバレー
コンドミニアムの2BR。
中心地のサマセットからは徒歩20分程度で、比較的欧米人が多いエリアと言われている。会社提携の現地エージェントにて探した。
②医療
日系病院が多数あり、予約の電話から診察まで全て日本語でやりとり可能で英語に不安があっても問題なく受診できた。Japan green clinicやNihon Premium clinic(小児科の先生が非常に丁寧で人気)に通っていた。
③食事
徒歩約15分の場所にある大型モールGreat WorldにあるローカルスーパーCS freshおよび日系スーパー明治屋を主に使っていた。
少し割高ではあるが吉野家、サイゼリヤなど日本食のレストランも多く、アジア料理が苦手でも全く問題ない。マレー、インド、シンガポール料理などが食べられるならホーカーズ(地元の人が利用する屋台)を利用すると美味しいし割安。
オレンジの生搾り自販機が街中にあり、$2ドルでおいしい生搾りジュースが飲める。
④余暇
カフェやレストラン内に子供用のプレイグラウンドが併設されているところも多く、子供が退屈せず気軽に外食できるのは大変助かった。
観光施設も多く、車で30分行けばセントーサ島のリゾートもあり国内で十分楽しめる。ただし、国内は狭いため3年近く在住すると行く場所がなくなる可能性あり。
美容院、まつげパーマ、ネイルなど日本人が開いているお店も多くあり、ママも楽しめる。
⑤生活全般
・治安は日本と同等で非常に良い。
・バスおよび電車が清潔、時間に正確、本数が多い、ベビーカーを畳まずに乗れるのがありがたかった。(バスの運転は荒いが…)そして、周りの人が子供にとても優しく公共交通機関で肩身が狭い思いをしたことは一度もなかった。
・以前よりは高くなっているが、uberやタクシーが利用しやすい値段で国内での移動が楽。
・多数民族国家ゆえに、あらゆる宗教にまつわる祝日や行事があり、娘はインド民族衣装をきたり中国の旧正月のご飯を食べたり多くの文化を体験できて楽しかった。
⑥インターネット通信
スマホキャリアはシングテルを使用し、通信状況は問題なし。渡星時に日本の電話を解約してしまったが、日本の金融機関アプリなどで日本の電話番号を二段階認証として使うことも多く、格安SIMなとで日本番号は残しておいた方が良いと感じた。
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